桜塗装です
本日ご紹介するお仕事は和風建築の、それも「豪邸」と呼ばれる家にしか見ることができない基礎の復元に行って参りました。
俗に幅木とも言います。
現代では珍しく全て無垢材で作られた家。
僕の収入ではとてもじゃないが建てることのできない豪邸にお邪魔です。
僕の左官の大親分はこういったすごい現場しか入らない凄腕の持ち主でして。。しかも80歳!凄すぎます。この方に認められてることだけで感謝です(T ^ T)
作業はと言いますと基礎の復元です。
大親分が失敗した訳ではないのですがどうしても気になるから直してくれとの事です。
でも塗装で直すけど塗装感は出してはいけないのです。あくまで左官仕上げなので、左官独特のムラと言うものを決して消してはならぬのです。。
施工前です。
![](https://i0.wp.com/sakuratosou.net/wp-content/uploads/2020/06/img_3020-scaled.jpg?resize=2560%2C1920&ssl=1)
白くなっている箇所は白華と呼ばれる現象です。
これを、桜塗装が直すと、
![](https://i0.wp.com/sakuratosou.net/wp-content/uploads/2020/06/img_3022-scaled.jpg?resize=2560%2C1920&ssl=1)
こうなります。
施工前↓
![](https://i0.wp.com/sakuratosou.net/wp-content/uploads/2020/06/img_2980-scaled.jpg?resize=2560%2C1920&ssl=1)
桜塗装が直すと、
![](https://i0.wp.com/sakuratosou.net/wp-content/uploads/2020/06/img_3028-scaled.jpg?resize=2560%2C1920&ssl=1)
お分かりでしょうか??
あくまで自然を装う感じで直します。
よくやる塗装屋さんですとベタ塗り一色というやり方ですが、桜塗装では塗装感を出しませんので塗装しても塗装したかどうかさえもわからなくします。
とまぁ大親分の作品を傷つけることなく、上書きするわけでもなく、無事復元出来た一安心^ ^
肩の荷がおりました。。ホッ