桜塗装です。
新前橋駅前、ひより第1ビル、炭火肉ホルモン酒場シンバル様の2階を1月15日より施工させていただいております。
最近の仕事内容はだいたい店舗改装かモルタル造形です。
ここ5年の間、群馬県内でモルタル造形と塗装を組み合わせたお仕事を施工させて頂けることは本当にありがたい思いです。
東京に近いのに、流行がなかなか遅いここ地元群馬県でも最近やっと一般の方々にご理解されるお仕事になってきました。
ありがとうございます。
過去5年に渡るカタログもほぼ群馬県の施工内容といった点でもお客様にご紹介しやすく、非常に有難い気持ちで一杯です。
桜塗装を初めての方も、そうでない方も、クロスを使用しないでも、モルタル造形と塗装の技術でどこまで「お店」を作れるか、施工前と施工後のお写真を組み合わせてご紹介致します。
↑施工前
↓施工後
今回のテーマが、アメリカニューヨークブルックリンですので、アンティークレンガに真鍮のライトを合わせ、剥き出し配管にこだわりました。今の言葉で「スチームパンク」です。
-トイレ-
↑施工前
↓施工後
便器を変えない状況でここまで変えました。
水回りは強力なクリアを塗布。既存のタイルもプライマー後、塗装致しました。
-階段-
↑施工前
↓施工後
ライトを、スチームパンクライトに変更、フロアタイルも木目塗装に致しました。装飾はブルックリンの地下鉄入口をイメージ致しました。入り口はお店の顔ですので、すごく気を使う場所です。
-店内-
↑施工前
↓施工後
店内もブルックリンスタイルで、統一致しました。天井が低いため逆に黒を塗装する事で奥行きを出し、和テイストのゴールドラインを入れてみました。窓の下の鉄板は元の壁を利用して装飾致しました。
サッシもアルミの色から木目塗装に変更。
-店内入り口-
↑施工前
↓施工後
写真の角度が違っていてわかりづらいのですがだいぶ雰囲気が変わりました。
-店内入り口-
↑施工前
↓施工後
ドアは既存を使用しました。塗装のみでここまで変えました。
-店内正面-
↑施工前
↓施工後
店舗の使用目的がレンタルカフェ、会議室に使用ともあり、大きい黒板を作りました。
天井は蛍光灯からレールライト に変更してスポットを振り分けました。
新しくカウンターを作りました。カウンター上部にも黒板を作り、その周りは鉄骨風のデザインを致しました。
カウンター側天井にもスチームパンクライトを使用。誰がどこにいても視線がつまらなくならないようにライトやレンガの場所を配置致しました。
↑施工前
↓施工後
誰もが知っているレンガと鉄板と木は、もはや最強の組み合わせです。
ここからはカウンター新設により、新しく出来た通路をご紹介致します。
-トイレまでの通路-
個人的に好きな場所です。
お客様のアウターなどを掛けるスペースにもなっております。
-こだわりポイント-
店内壁画(SNS用)
階段壁画(SNS用)
階段 額縁アート
階段手すり等は真鍮塗装
レンガモルタル造形(アメリカ仕様)
ライトも一つ一つアンティークペイントに仕上げました。
桜塗装の過去の施工内容を見ても、ここまで今まで施工した技術を集結した店舗はおそらくなかったと思います。
〜施工内容〜
モルタル造形(レンガ・ドア)
エイジング塗装(腰壁・真鍮・電気器具・カウンター上部鉄橋)
装飾(カウンター・腰壁・ハンガーラック・真鍮管風・トイレ)
左官(カウンター・他の壁・カウンターのみクリヤー仕上げ)
電気工事(器具取り付け・一部配線)
美術塗装(階段木目・サッシ・巾木・入り口・フェイクドア)
一般塗装(トイレ・黒板・カウンター集成材天板)
壁画塗装(バンクシー風シルエット塗装)
残すところ床のフロアタイルとカウンター内の造作棚・正面入り口の鉄橋風看板です。
このページを更新致しまして、シンバル様の施工内容を完結させたいと思います。
完全完工は3月初旬を予定しております。
いかがでしたでしょうか?
写真では伝わらない場所もございます。
塗装と左官技術でここまで変えられました事は、今後の桜塗装の施工でも大変参考になりました。このような機会を与えてくださりましたハルグループの社長様、ならびに関係者様、各店舗の店長様、ビルの所有者様、ご紹介くださったstudioDAの松井様、本当にありがとうございます。
僕のような人間は、誰かがいないと成立出来ないお仕事でございます。
日々皆様に感謝し、次のお客様に対しましても一つ一つ丁寧に施工出来ればと思っております。
また、県内で施工させていただけること、地元の活性化のため貢献できていることに心から感謝申し上げます。