桜塗装です。
富岡市にて住宅の塗装をさせていただいております。
暗くてよく見えないですね。
下地は浸透性のシーラーを。
軒天井はアクセントに色を変えてみました。
最近、自分ブームで「新築感」を目指してる衝動がありまして、なるべく「塗った感」を出さない塗装を心掛けています。
ツヤを気にし、塗料を気にし、ツールではローラー、スプレーガン、吹き付けなど、一般住宅にまでフルセットを持ち込んで施工しています(笑)
普段から僕の現場は遊牧民族のような事をしておりまして、材料なり道具を全て持ち込んで行くような仕事ばかりですので、2件重なると超大変(笑)機材も60キロぐらいあるので、そろそろ単品で動くことに限界を感じておりますが、じゃぁ僕と同じクローンが作れるかと思っても、塗装、左官、吹き付け、造形、エイジング、デザイン、グラフィック、プレゼン、商談、クロージングが全て均等に出来ないと無理なわけで。。かと言いつつ、全てを教えて行くのにざっと20年はかかると思うと気が遠いですね。。。
ちなみに桜塗装では「そのうちの一つが出来ればいい」じゃダメなんです。。
最近ではお付き合いのある社長様方に株式会社にしてはどうかと尋ねられますが、何を僕は血迷ってるのかずっとプレイングマネージャーが良いと思ってしまうのです。
支持する側ではなく、現場でやりたくてやりたくてしょうがないんです。。
あれが出来る、これが出来るを欲張りたいわけじゃないんです。とにかく生きてるうちに全部やりたいんです。
僕は上記のことを一通り出来ますが、全ては一つの伏線で繋がってるんです。よく言われます。あれもこれもと。しかしよく考えると、デザインと塗装って似てるんです。考えたり色を塗ったり、ないものをかたちづける意味では一緒です。左官も塗装が生まれる前は左官だったんです。ジョリパットだって左官屋さんも使用しています。モルタル造形も左官の技術を利用して最後は塗装で終わるんです。どちらかと言えば塗装の技術です。コンクリートは塗料をきちんと選ばないとすぐに剥がれますしその上で塗装の知識は必要になります。
自分の生業を糧にしてる上で、そのジャンルを「知らない」ことは僕らプレイヤーとしてあってはならないこと。
最近では「にわか」さんをよく見かけますが、最終的な「かたち」より「知識」、「ルール」かと思います。
足場の解体が楽しみです。